人と人、人とモノの関わりから、
創造と共生の可能性を探る。
映画をつくる現場では、異なる専門性を持つ人々が、脚本や機材、場所、時間や予算と関わりながら、一つの作品を生み出していきます。即興演劇や教育の場でも、互いの応答や予期せぬ出来事から、新しい意味や行動が生まれます。
こうした実践の現場を、文化人類学・サービス学・アクターネットワーク理論(ANT)の視点から研究しています。人間だけでなく、モノや技術、制度、空間の働きにも目を向け、一人ひとりが力を発揮し、共に価値を生み出す関係と場のあり方を探っています。
研究テーマ 01
独立系映画製作と多様なアクターの連帯
映画製作に関わる人々、脚本、機材、資金、場所などが、どのように結びつき、作品の実現を支えているのか。独立系映画製作の現場を通して、多様なアクターの連帯と価値共創の過程を探究しています。
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関連論文・学会発表
2023年3月28日|国際学会発表
映画製作におけるアクターの変容が生み出す課題解決の過程――日本における独立系映画の事例研究
古新 舜・伊藤 泰信|Society for Applied Anthropology(SfAA)第83回年次大会
2023年3月|大会論文・大会発表
映画製作における支援のプロセスが生み出す連帯――独立系映画のエスノグラフィ
古新 舜・伊藤 泰信|サービス学会 第11回国内大会講演論文集,pp.1–8
大会発表:2023年3月9日
2022年7月27日|国際会議発表
映画製作において産み出される関係論的な創造性の萌芽——日本におけるパーキンソン病をテーマとした独立系映画の事例研究
古新 舜・伊藤 泰信|AHFE 2022 Virtual Conference on The Human Side of Service Engineering(HSSE)
2022年7月|国際会議論文
関係論的視座による映画の製作過程——日本におけるパーキンソン病をテーマとした独立系映画の事例研究
The Human Side of Service Engineering,AHFE,Vol.62,pp.167–175
2022年3月22日|国際学会発表
映画制作におけるアクター同士の関係性の変容と生み出される創造性:日本におけるパーキンソン病患者のドキュメンタリー映画を通した事例研究
古新 舜・伊藤 泰信|Society for Applied Anthropology(SfAA)第82回年次大会
2021年11月18日|研究会発表
映画製作において産み出される関係論的な創造性の萌芽──パーキンソン病当事者を題材とした映画のエスノグラフィ
第6回まるはち人類学研究会「特別企画:北陸先端科学技術大学院大学の大学院生・若手研究者との交流セミナー」
関連する寄稿・実践報告
2026年1月15日|ブログ寄稿
JPD BLOG SECTION: What Happens When Patients Create a Film? A Parkinson’s Community–Led Production
Iku Moroo・Shun Coney・Yuki Furumoto|Journal of Parkinson’s Disease,Sage Journals
研究テーマ 02
インプロの身体知と即興的な共創
即興演劇では、言葉だけでなく、視線、身振り、声、間合いが展開を生み出します。自ら体験すること、相手と応答し合うこと、その経験を観察・記述することを往還し、身体知を研究する方法を探究しています。インプロを通した参与観察や医療者教育にも取り組み、共にその場にいることから生まれる学びと創造性を考察しています。
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関連論文・学会発表
関連する教育実践
2025年|医学教育関連報告
映画と即興演劇で学ぶ医療者の行動科学:シネメデュケーション×インプロ(即興演劇)
古新 舜・師尾 郁・小島 希美|新しい医学教育の流れ Online Journal,25(3)
研究テーマ 03
自己物語力と主体性の生成
人は、困難を伴う経験をどのように捉え直し、これからの生き方につなげていくのでしょうか。映画製作や他者との協働を通して、自らの経験を語り直し、意味づけを変えていく過程に着目しています。物語の再編集と行動の変化をたどり、自分の人生を主体的に生きる「自己物語力」が生まれる過程を探究しています。
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関連論文・学会発表
2023年7月5日|国際学会発表
古新 舜|第6回世界パーキンソン病学会
研究テーマ 04
サービスエコシステム
価値は、一つの組織だけで生まれるものではありません。人々や組織が知識、技術、物資、場所などを持ち寄り、制度や慣習とも関わりながら形づくられます。映画製作や体験価値の研究を通して、こうした資源の結びつきと、価値共創を支える関係を探究しています。
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関連論文・学会発表
2026年1月|学術誌論文
顧客や非人的アクターと共創する独立系映画のサービス・オファリングプロセス:アクターネットワーク理論の翻訳を通じて
古新 舜・白肌 邦生|サービソロジー論文誌,10(1),pp.1–20
2024年3月|大会論文・大会発表
パーキンソン病当事者への取材活動から萌芽する映画のサービス・オファリング――独立系映画製作における取材過程の事例研究
古新 舜・伊藤 泰信|サービス学会 第12回国内大会講演論文集,pp.1–8
大会発表:2024年3月6日
関連する連載・解説
2025年|連載第3回
宇宙船地球号時代のサービスデライト価値創造 第3回:サービス価値創造における生成AIの役割―教育、経営、ハイテク分野の活用可能性と展望―
中村 孝太郎・Dejan Krizaj・Kaja Antlej・古新 舜|開発工学,45(1)
2025年|連載第2回
宇宙船地球号時代のサービスデライト価値創造 第2回:ツーリズムにおける「熱中」体験価値―旅行体験の「関与」の把握・評価そして経営―
Dejan Krizaj・Kaja Antlej・Shun Coney・中村 孝太郎|開発工学,44(2)
2024年10月|連載第1回
連載:宇宙船地球号時代のサービスデライト価値創造 第1回:サービスデライトと感動価値 ― カスタマーデライトの拡張と映画創作プロセス事例 ―
中村 孝太郎・古新 舜・Kaja Antlej・Dejan Krizaj|開発工学,44(1),pp.135–142
研究テーマ 05
ANTにおける対称性の原理とDEI
誰もが参加し、力を発揮できる場をつくるには、人の意識に加え、道具や空間、ルールにも目を向ける必要があります。人間と非人間の働きを対称的にたどるANTの視点から、参加を支える条件や障壁を検討しています。パーキンソン病当事者との映画製作を手がかりに、多様性・公平性・包摂性(DEI)と、当事者との価値共創を考察しています。
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関連論文・学会発表
2024年10月13日|学会発表
パーキンソン病映画製作における当事者とクリエーターの協働の実践
師尾 郁・古新 舜・松野 幹孝・芦名 洋二郎・古本 幸・小川 順也
第5回 JPC 日本パーキンソン病コングレス
2024年3月|大会論文・大会発表
パーキンソン病当事者への取材活動から萌芽する映画のサービス・オファリング――独立系映画製作における取材過程の事例研究
古新 舜・伊藤 泰信|サービス学会 第12回国内大会講演論文集,pp.1–8
大会発表:2024年3月6日
2023年7月|国際会議論文・発表
映画製作の連帯に寄与する非人的アクターの役割――日本における独立系映画製作のエスノグラフィ
The Human Side of Service Engineering,AHFE,Vol.108,pp.140–151
発表:2023年7月22日/AHFE 2023 Virtual Conference on The Human Side of Service Engineering(HSSE)
関連する実践報告
2026年1月15日|ブログ寄稿
JPD BLOG SECTION: What Happens When Patients Create a Film? A Parkinson’s Community–Led Production
Iku Moroo・Shun Coney・Yuki Furumoto|Journal of Parkinson’s Disease,Sage Journals
研究テーマ 06
デザインと非人的アクター
道具や技術、空間、表現物は、人の行動や協働にどのように関わるのでしょうか。映画製作の機材や脚本から生成AIまで、非人的アクターの働きに着目しています。人とモノの関係が組み替わることで、新たな創造やチームのあり方が生まれる過程を探究しています。
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関連論文・学会発表
2023年7月|国際会議論文・発表
映画製作の連帯に寄与する非人的アクターの役割――日本における独立系映画製作のエスノグラフィ
The Human Side of Service Engineering,AHFE,Vol.108,pp.140–151
発表題目:The Role of Nonhuman Actors in Contributing to Filmmaking Solidarity: Ethnography of Independent Filmmaking in Japan.
2023年7月22日|AHFE 2023 Virtual Conference on The Human Side of Service Engineering(HSSE)
2023年6月|大会論文・大会発表
映画製作の非人的アクターが生み出すイノベーティヴなチーム-独立系映画における「組」のあり方の再検討-
古新 舜|2023年度組織学会研究発表大会,1A02,pp.1–13
大会発表:2023年6月24日
関連する連載・解説
2025年|連載第3回
宇宙船地球号時代のサービスデライト価値創造 第3回:サービス価値創造における生成AIの役割―教育、経営、ハイテク分野の活用可能性と展望―
中村 孝太郎・Dejan Krizaj・Kaja Antlej・古新 舜|開発工学,45(1)
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