3月 2011Archives

「ゆるすということ」

皆さん、震災後大分落ち着かれましたか。
被災地はまだまだ大変な状況、とても心配です。

数日前に、実家より釜石の祖母が無傷で無事とのことを聞き、
胸を撫で下ろしております。

震災の影響で世の中は、まだまだ不安定な状況、
打ち合わせや案件がバラしになっていると聞きます。
そんな中、おいらの仲間達はとても積極的。
やれることをやる! というスタンスで自分の持っていることから
義援活動や、仕事をこなしております。

おいらも今回感じているのは、別に大きなことをやらなくても良いから、
小さなできることを日々継続的にやっていく、
ということが大切だと感じております。

大切なのは、積み重ねていくということ。

さて、震災の関係で、おいらの家の棚から倒れてきた本に
「ゆるすということ」という本がありました。
昔のシェアメイトの誰かが置き忘れていったものだと思うのですが、
とても気になって手に取って読んでみると、
いつもおいらが感じていることがそこには書かれていました。

いろんな出来事の中で、悔しいこと、悲しいこと、辛いことがあり、
今回の震災もまた、とても苦しいことと思います。

おいらも、多々驚くようなことを体験してきました。
親にも、少なからず、負の感情を頂いていたことと思います。

でも、結局、負の感情は巡り巡って負の自分に繋がってしまうから、
どのような出来事も受け入れるようにしています。
まずは相手の話を聞いて、そして、例え相手に非があると感じても、
それすらも許せたのなら、きっと、自分が一歩大きく成長できるんだろうって
そう感じてます。

許すという行為は、自分の心の成長でもあると思うんです。

どんなに卑劣なことをされたとしても、
相手がすぐに変わることはなかなかありません。

ならば、自分から気持ちを変えていくことは
今自分自身にやれることなんだと思っています。

仕事も、恋愛も、人生も、誰かと向き合うところから始まります。
どんな人も、一人の人間であることに変わりはなく、
少なからず悩んでいると思うんです。
そんな時、相手を受け入れて許してあげられたら、
それは双方にとってプラスな掛け算だと思います。

天災や事故なども、多分そのような気が致します。

例え何かがあっても、人は立ち上がり、進んでいくことができます。
その時に気付くのは、
自分はゆるした仲間の心で支えられているということなんだと思います。

皆さん、ご無事でしたか

昨日は突然の地震で、大変だったかと思います。
皆さま、ご無事でしたでしょうか。

東北を中心に震災に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。

昨日のことで、体も心も憔悴されている方が多いかと思います。
どうぞ、少しずつ回復をしていって、
元の生活に早く戻れるよう、心より願っております。

また、電話が繋がりづらい状況下、ツイッターやFacebookで、
状況や情報をしっかりとやり取りできていたこと、
また海外から応援のメッセージが届いていたこと、
皆さんがしっかりと連携取れていたこと、心強く思いました。

私の元にも個々にご心配りのご連絡頂いておりますこと、
心より感謝申し上げます。

これから震災に遭われた方に向けて、
まずは身近にできることから考えていっております。

被災に関する3つのサイトを見つけましたので、ご紹介させて下さい。

○被災地、気になる地域の無事情報
–>http://buji.me/
○greenz/東北地方太平洋沖地震のために、わたしたちにできることまとめ
–>http://greenz.jp/2011/03/12/jishin/
○被災地に向けての義援金
–>http://122.200.228.172/mtnews/2011/03/110311-2.html

現地に駆け付けて一つでも手伝えることをやりたい気持ちでいっぱいですが、
今、この状況からできること、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

震災、心よりお見舞い申し上げます

皆様、昨日は突然の地震でいろいろと大変だったかと思います。
ご無事でしたでしょうか。

東北や太平洋側にご家族がいらっしゃる方、
心中お察し申し上げます。
私も釜石の祖母、一人暮らしのため大変心配です。

まだまだ余震が続いているようで、
是非周りの方々と声を掛け合って参りましょう。

自分の身の回りをしっかりと整えて、
困っている人がいたら声を掛け合う、
自分がすることを絞っていき、できるだけ連携を取っていく。
気持ちの伝え合いは、相手の支えでもあり、
自分の気持ちの整理にもなります。

ツイッターでも、皆さんが連携をして、
地震情報、地震対策、そして世界からの応援のメッセージを
伝え合っております。

東北地方太平洋地震
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html

自分の身の回り、頭上や足下をしっかりと点検、
周りの人たちと支え合って参りましょう。

皆様のご無事を心より願っております。

3月25日〜27日「ソーシャルシネマ合戦」開催!

皆さん、こんにちは。
お変わりございませんか。

実は月末の25(金曜日)〜27(日曜日)、
横浜の「シネマジャック&ベティ」にて映画祭を開催致します。
《ソーシャルシネマ》という定義を立てて、ソーシャルメディアを駆使した
地域に関する短編映画の合戦を開催致します!

是非、皆さん、ご都合が合えば、入らして下さいませ。
映画祭終了後は、ステキなカフェでの懇親会も予定しております!

地域発掘映画祭
「ソーシャルシネマ合戦」開催!

映画の定義は「大スクリーンに投影した映像を観衆が一緒に観ること」と言われていますが、ソーシャルメディアが普及したこの時代、ソーシャルメ ディアを駆使した映画=「ソーシャルシネマ」と定義し、映画を通じて届けられる地域の風土や観光資源の魅力を、ソーシャルメディアやデジタルサイネージを 活用して、多角的かつ双方向に発信していく映画祭が開催されます。
今回の映画祭の募集対象は「地域に関わる映画」。
例えば、商店街をテーマに撮った作品や、風土をテーマに撮った作品など、ふるさとや街の魅力を表現した地域と親和性の高い作品を募集し、また、映画を使った地域対抗戦となっておりグランプリを勝ち取った作品は、次年度の映画祭開催都市として選定されます。
第1回目となる本映画祭のテーマは「More Close〜地域と映画はもっと仲良くなれる〜」。
映画の持つ潜在的な可能性に着目し、劇場をハブとした地域コミュニティーを築いていく映画祭を古新氏が開催いたします。
荻野健一研究室「メディアコミュニケーションラボ」研究の一環として、映画のプロモーションにおけるソーシャルメディアの活用性、かつソーシャルシネマの地域活性の可能性を検証します。

まだまだ隠れている映画の魅力、面白さをこの3日間で存分に堪能して頂ける内容となっておりますので、是非、地域の底力をスクリーンでご覧ください。

【地域発掘映画祭「ソーシャルシネマ合戦」概要】
http://socialcinema.jp/
■日 程:2011年3月25日(金)〜27(日) 

■日 時:
●25(金):19時ロビー集合、19時30分開演、21時30分終了予定
●26(土):14時15分ロビー集合、14時40分開演、17時10分終了予定
●27(日):14時15分ロビー集合、14時40分開演、17時10分終了予定
(劇場内には開演10分前よりお入り頂けます)
(上映終了後は、近くのお店で交流会を予定しております)

■場 所:シネマジャック&ベティ
〒220-0012 
神奈川県横浜市中区若葉町3丁目51−3 ビクセル伊勢佐木町
TEL:045-243-9800
京浜急行線 黄金町駅下車 徒歩5分
横浜市営地下鉄 阪東橋駅下車 徒歩7分
JR線 関内駅北口下車 徒歩15分

■定 員:138名(要事前申し込み)
■チケット:各日1000円(中学生以下500円)

■上映スケジュール:
● 25(金):オープニングイベント&招待作品上映
映画祭イメージソング・オカリナ奏者みると[横浜を拠点に活動のミュージシャン]
渡辺紘文監督「3つの港の物語/桟橋」[神奈川県・横浜](招待中編作品)
松本卓也監督「ナイランド」[新潟県・粟島](招待中編作品)
映画を通じた地域振興のトークを予定

●26(土):オフィシャルコンペ短編4作品
柴田豊監督「千代田物語」[東京都・千代田区]
永野敏監督「画竜点睛」[茨城県・弘道館公園]
青木純監督「アダチン」[東京都・足立区]
姫島聖二監督「荒神山」[兵庫県・神戸市・東灘区]

●27(日):オフィシャルコンペ短編4作品
YukiSaito監督「カクレ鬼」[京都府・右京区・太秦]
JOU&原正之監督「浅草ダンスビデオ」[東京都・台東区・浅草]
平林勇監督「kibiso」[山形県・鶴岡市]
渡辺シン監督「テンロクの恋人/第1話」[大阪府・北区・天神橋筋]

■審査員:井上克也(地域映画プロデューサー)
谷國大輔(プロデューサー[映画・イベント]、地域プランナー)
荻野健一(メディアプロデューサー)
岸井大輔(劇作家)
小松崎友子(コンテンツプロデューサー)

■主 催:コスモボックス株式会社

■企 画:古新舜(映画監督/デジタルハリウッド大学大学院4期生)

■交流会(調整中):
各日上映後、劇場近くの会場で制作者、参加者を交えた交流会を開催予定です。
地域や映画をテーマに様々な人たちの意見交換の場となります。
(要別途費用、詳細はサイト上より後日リリース。交流会のみ参加も可です)

■協力::土井宏文(金沢工業大学大学院客員教授)
荻野健一(デジタルハリウッド大学院客員教授)
MaGaRi今村ひろゆき氏(ドラマッチック社)
岸井大輔(劇作家) 榎田竜路(横浜アートプロジェクト)
谷國大輔(プロデューサー[映画・イベント]、地域プランナー)
小松崎友子(コンテンツプロデューサー)
中島康寛(作曲家、ustreamプロデューサー)
宮脇友輔(俳優) イシトヤチグサ(タレント)
山元隆弘(俳優) やまおきあや(女優)
酒井文也(Webクリエイター) nico*佐藤浩史(アートディレクター)
今井智香子(デザイナー) 關剛彦(ソーシャルメディアプロモーター)

■お申し込みはこちら : http://www.cosmobox.jp/contact.html

■本映画祭詳細はこちら : http://socialcinema.jp/
(予告編のリリース、交流会の情報等、随時更新致します)

わかれもの(第5回)

皆さん、こんにちは!

花粉や突然の雪やら、いろいろと大変な季節柄。
お変わりありませんか。

おいらは新作の「ノー・ヴォイス」の脚本を制作しております。
今回は、原作から脚本を手がけさせて頂いており、
ひたすら描いては描きまくっている状況です。

今日は、わかれものにご出演頂いたあがた森魚さんのことを
お伝えしたいと思うのですが、
日頃から感じていることを綴りますね。

仕事にプライベートに、とても楽しいワクワクを沢山頂いております。
アメリカからフランス、イタリアやシンガポール、国境を越えて
その時々の気持ちを頂きます。

そんな中でね、いつも感じるのはどんな人も、キラキラしているということです。

おいらたちは、利害があって人との付き合いを考えたりして、
勿論、時には厳しい選択も必要なときもあると思うんだ。
でも。その時に大切にしたいのは、その人の良さを一つでも良いから
捉えてあげること、そして、突き放す時に心構えで突き放してあげること、
そんな風に感じてます。

おいらには、25歳のときに心から感謝している人がいて、
その人は、その当時、おいらが抱えてあげるには大きなステキさを持っていたから、
おいらは抱えきれずに、自分のワガママばかりを与えてしまいました。

ほぼ同い年なのに、その人はすごく大人だったんだろうな。

おいらはおいらで昨年、心底大切に思える人を突き放したりもしました。

その人が心から大好きで、その人からとても大切なものを授かって、
今の自分がいて。

だから、その人の良さと共に、ここは変わったらきっと、
もっとステキになるんだろうなって感じたときに突き放したことがあります。

巡り巡って、いろんな出逢いがあって、
例え、その出来事がきっかけで離ればなれになったとしても、
それは決して悪いことではなくて、
しっかりと相手と、自分を見つめられたら、
必ずプラスな出来事は、お互いに舞い込んでくる。

どんな出来事も、自分の心をプラスにしていく大切なきっかけだって思っております。

さてさて、山形でお会いしたあがた森魚さんに「わかれもの」の
遺失物管理人役をお願いさせて頂きました。

素晴らしいシンガーであり俳優のあがた森魚さん!:)

あがたさんとの出逢いは、山形の映画祭の打ち上げでお会いして、
隣り合わせでお話をさせて頂き、
あがたさんと知ってびっくり!:)

GS時代のスパイダースやタイガースの話で盛り上がったのを覚えてます。
バスで別れ際、あがたさんから連絡先を教えて欲しいと言われてから、
大変可愛がって頂きました。

そんなツナガリから、ご出演頂いたことは、とても光栄です。

今回の「わかれもの」は、小川さんや赤間さんのようなプロスタッフから、
独協やデジハリの現役大学生まで、様々なスタッフが参加し、
尽力してくれました。
どの一人も、その人なりの良さがあって、
その人の頑張れる中で、精一杯頑張ってくれた素晴らしい仲間でした。

おいらの29年間の中で、どんな出来事に比べてもかけがえのない
大切な宝物です。

きっとね、映画にせよ、音楽にせよ、造形にせよ、
伝えたい気持ちは多分一緒だと思っていて、
その時に、誰に触れて、どう思って、そして、それを誰に伝えたくて。
そんなことを大切に出来たら、
きっと苦しいことはすぐに天気のように曇りから晴れ間になって
その晴れ間を見たその人の笑顔から、誰かがまた幸せになっていって。

全部が繋がっているんだ。

相手を知ること、相手を想うこと、そして、相手は自分の鏡であること。

おいらも日々、いろんな失敗をします。
失敗は沢山してもいいの。
その分、自分が成長できたら、その失敗はかけがえのない財産だ!:)

おいらは人が大好きだし、顔と顔を合わせて話がしたいです。

こんだけソーシャルメディアが発達した時代だからこそ、
痛みや悔しさ、苦しさを体と体で共「感」していきましょう:)