プレゼンにおけるプレゼントとは?
そもそもなぜ、「映画監督が教育なの?」
と毎日質問を受けますが、
映画監督が教育と関わってもいいじゃないと
笑って答えるようにしております。
自身が常々考えてきたことは、
エンターテイメントと学びの融合でした。
もっと授業中、沢山生徒が語ればいいのに!
大学受験が全て点数主義っておかしくない?
そんな既存の教育システムのモヤモヤを抱えながら
学生時代を過ごしてきた経緯があります。
学生時代は恥ずかしい、誰かに揶揄される、非常識だ、
などネガティブな発想ばかり思ってましたが、
今となっては、そういったことを経て自分らしさを追求したい!
という考えに至ったのです。
もちろん、視野を広げて物事を捉えること、他者を意識することは大切ですが、
自分が思ったことを素直に、声を大きくして伝えてもいいんだよ!
ということを生涯発信して参りたいわけです。
そんな中、今晩はとてもステキな先生と6時間近く語りました。
今晩「も」というのが正しいでしょうか笑
全部をお伝えしたいのですが、
中でも印象的だったことは「プレゼント」という単語でした。
「プレゼンにおいて、みなさん何を意識していますか?」
自分の伝えたいこと、抱えている仕事、悩みや問題
それを一方的についつい伝えていませんか?
ということをいつも気を配っております。
その先生もそのことを考えておられており、
会話の中で「プレゼント」という言葉を用いられました。
プレゼントは2つの意味を持ちます。
1つ目は、相手に対しての「贈り物」のプレゼントです。
相手のことを想像し、相手の気持ちを考えるという姿勢。
2つ目は、自分の「現在」のプレゼントです。
生い立ちや夢ではなく、今何を考え、何を感じ、何をしたいのか。
そこに他人は共感を覚えるという視点です。
確かにそうだよな、と思いました。
昔話をベラベラ語られても、なんだか雲をつかむようだし、
未来に夢を延々に語られても、もっと現実を見て動こうよと思うだろうし、
大切なことは、
たったいま、目の前の誰と向かっており、
何を今考えているかを具体的に伝える姿勢
なんだと思います。
自己主張、主体性、チームワークが必要とされてきている昨今において、
大切なことはテクニックでも、仕組みでも、ノウハウとかだけなく、
その個々人の心のドキドキなんだよな、と改めて実感を致しました!
コメントを残す