AIやロボットで社会が変わる中で求められていること

AIやロボットで社会が変わる中で求められていること

学校・教育関係、民間企業などで様々な方とお打ち合わせさせていただく中で
必ずと言っていいほど出る話題が
これから先、急速な勢いで人間の仕事がAIやロボットに代替されていくね、
ということです。

株式会社野村総合研究所発表による
オックスフォード大学のマイケル A. オズボーン准教授と
カール・ベネディクト・フレイ博士の研究からまとめた内容で、
今後、AIやロボットに変わられる仕事は以下の通りだそうです。

シンプルな入力作業や事務作業はテクノロジーに委ねられ、
それでは賄えないクリエイティブや人との対話・コミュニケーション、
新しいものを生み出す発想力を求められる仕事は
無くなる可能性が低いと言われております。

そこで、教育現場でも、1から物事を組み立てていく力や発想が必要だよねと
言われてきているのです。

社会においても、このような急速な変化の中で、
今までのようなルーティーンが通用しなくなってきた流れを鑑み、
今までの発想から脱却して、人間だからこそできるサービスとは?
自分たちだからこそできるサービスとは?
を考える仕組みが求められてきております。

とかく、小生が思うことは、
このことに尽きると思います。
「良き考古学者になるには、図書館から出ることだ」(インディージョーンズ)

物ごとを組み立てていくための不可欠な行為とは、
身近な場所を離れ、新しい人や出来事と出会うことだと思っております。

その体験から、For Whom、WHY、HOWの考え方が構築されてくるのだと思っております。

Simon SinecのGolden Circleの考え方では、
人はWhatではなく、Whyに動かされるという考えがあります。

「この製品(サービス)は、革新的で、世の中を変えていきます」
というストーリーの流れを、
「世の中をこう変えていきます。そのために、
〜〜革新的で、この製品(サービス)があります」
のような考え方の違いです。

指示にしてもそうでしょう。
これをやって、と言われるよりも、
こういう理由だからこれをやってと言われる方が納得をされるのが例でしょう。

小生の日頃の考え方にとても近しく、
小生なら、ここに、誰のためにが必然的に入ってくると思い、
このGolden Circleを改良してみました。

「誰々のために」この言葉は、とても心に響きます。

家族のために、恋人のために、困っている人のために。
この誰々のために〜、から始めることで、
その理由や動機もより明確化されていくのだと思っております。

商品開発でもターゲットを必ず設定します。
例えば、F1層(ちょっと古い言葉ですが、20歳〜34歳を指します)に向けて、
どんな欲求がありどのような方法で何を生み出していくか。

今回にあるのは、やはり人なのです。

「人–>動機–>手段–>モノ」の考え方の順番をSimon Sinecさんの理論を転じて
Diamond Circle」と名付けたいと思います。

coney

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