武蔵境・聖徳学園「シネマ・アクティブ・ラーニング」第7週〜第10週(最終週)
聖徳学園中学にて10週にわたり開催させていただいております
「シネマ・アクティブ・ラーニング」第7週~第10週最終週までのレポートです。
前回記述しました通り、「主体的かつ創造的な学び」の習得は、この相関関係が大切であると考えております
【第7週:第1週〜第6週の振り返り、鑑賞理解力&物語発見力WS】
7週目は振り返りを行い、今まで学んだことの再確認を行いました。
7週目は振り返りを行い、今まで学んだことの再確認を行いました。
今まで小生の作品を学生さんたちに観てもらっていなかったので、
「洗濯機は僕らを回す」を鑑賞頂き、学生さんたちのニヤける表情豊かな顔を
拝見できたことは、とても嬉しく感じました。
「洗濯機は僕らを回す」を鑑賞頂き、学生さんたちのニヤける表情豊かな顔を
拝見できたことは、とても嬉しく感じました。
Apple TVとAir Playのおかげで無線で映像を流せることは、
本当に便利になったなと思っております。
映画祭のテーマである「チャレンジ」を元に
クラスによって、雰囲気がまちまち。
中間考査、学園祭後ということもあり、
中間考査、学園祭後ということもあり、
仲間意識がクラスによっててんでバラバラで、
個が強いクラス、個性があり対立があるクラス、チーム力があるクラスと、
顕著に分かれていていたのが、
改めてクラスの雰囲気は担任の方のご姿勢や、
運営方法で変わるものでもあるのかなと感じずにはいられませんでした。
顕著に分かれていていたのが、
改めてクラスの雰囲気は担任の方のご姿勢や、
運営方法で変わるものでもあるのかなと感じずにはいられませんでした。
【第8週:映画祭用作品制作ACT1】
8週目以降は、それぞれで作品制作開始。
事前にどんな手法でどの役割をやりたいかを調査し、常勤の先生方に割り振りして
頂きました。
事前にどんな手法でどの役割をやりたいかを調査し、常勤の先生方に割り振りして
頂きました。
【3つの手法】
・実写映像 ・クレイアニメ ・プログラミング
【役割】
・監督 ・脚本 ・撮影 ・俳優 ・小道具、美術制作
すぐに取り組める組もあれば、試行錯誤しながら遊びだすクラス、
綿密に計画を立てて慎重になるクラスと特徴に分かれました。
この取り組みで行っていることは、失敗をたくさん経験していい授業ということです。
一つの正解がないからこそ、チームで試行錯誤をしながら、あきらめずに作品を完成させる過程に重きと成長を置いております。
クラスの日頃の状況は、常勤の先生から背景や応対策をしっかりと相談し、
できるだけ放任しながら、良い関係性になるのをじっと見守ることを行いました。
【第9週:映画祭用作品制作ACT2】
9週目、プロジェクトが進行し、
だいぶ順調に進んできているチームが多々見受けられてきましたが、
だいぶ順調に進んできているチームが多々見受けられてきましたが、
とあるチームは仲違い、とあるチームはメンバーが2名いないという状況。
そんな状況の中、諦めようとする彼らに促すことは、
今ここでどんな行動を取ることが大切なのか? ということ。
今ここでどんな行動を取ることが大切なのか? ということ。
チームを解体して、別れさせることは簡単ですが、
何より大切なことは、相手の存在を受け入れ、
すぐにめげずに交渉や解決に向けて動いていく姿勢だと思っております。
作品制作は、順当なことばかりではありません。
撮影場所がかぶればお互いに折衝をしなければなりません。
相手の存在を認めながら、自分がこの場において何ができるのかを
考える習慣づけを促したのです。
ですので、小生も一緒に授業をしている教師とも、
何か答えを導くことはしないように努めております。
傾聴し、質問を投げかけ、途中までの成果を讃える。
遊んでいる生徒がいたら、怒ったりは勿論せず、それでいいの? と投げかける。
学生は、いいもん、俺の役割はまだだから、と答えたりするのですが、
そのうち気づくのです。自分が何かをやらなければいけないという瞬間を。
【授業進行で大切にしていること】
・具体的な指示を伝えない
・順調? どこまでできてる? と経過を確認する
・困っているチームには、何が問題? と尋ねる
あくまで、黒子の立ち位置であることを徹底することを心がけております。
良い意味で放任をしながら、自主性、主体性が芽生える瞬間をじっと待つことが、
私たちの責務であるのかなと思っております。
私たちの責務であるのかなと思っております。
この週から、桜丘中学・高校から聖徳学園に赴任された教育ICTの先駆者の
品田健先生と校舎でバッタリ!!
品田先生、早速学生さんたちの様子をiPhoneで撮影!
さすがの行動力です!
【第10週:映画祭用作品制作ACT3】
最終週は、たくさんの方々に見学に来ていただく中で、
不仲のチームも連携を取り、具体的な撮影を行いだしました。
不機嫌なリーダーのいるグループも打開するために小さなアクションを進めていきました。
こうして、試行錯誤しながらも、
最後はしっかりと進んで作品と向き合おうとされる姿を見て、
子供たちの才能を大人はそっと見守り、支え、特にヒントを与えることが大切である
ことを再確認したのでした。
こうして、試行錯誤しながらも、
最後はしっかりと進んで作品と向き合おうとされる姿を見て、
子供たちの才能を大人はそっと見守り、支え、特にヒントを与えることが大切である
ことを再確認したのでした。
殺し屋の役をやることもいれば、
絵がとても上手でクレイアニメと組み合わせるチームなど、
様々なドラマが生まれていき、
それを客観的に見ている小生と学校の先生方は、
見守ることの大切さ、傾聴し、尋ねることの重要さを
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