Steve Jobsさん追悼

Steve Jobsさん追悼

皆さん、こんにちは。
季節はすっかり秋ですね。
肌寒いくらい、如何お過ごしでしょうか。

私の方は相変わらずいろいろと追われており、ブログもなかなか更新できず。
先月は富山の南砥市の「ローカルサミット」に参加してきて、
全国から集った志民200名と震災後の復興支援や、地域文化を繋げていくための
話し合いなどに参加して参りました。

南砥に紡がれている「土徳」(「土」は土地や地域、「徳」は恩恵、)の言葉を元に、
貨幣価値では図れない人がその土地とどう共生していくか、
文化や自然などとの繋がりを再確認していくフォーラムでした。

南砥に全国から200名以上の志民が集いました
世界遺産に認定されている五箇山です

瞑想の里で雄大な自然を目の前に朝ご飯

さて、タイトルにも書きましたが、一昨日は私もそして周りの仲間たちも
一斉にジョブズ氏の訃報に驚嘆し、哀悼の意を表しました。

インターネットの世界をネット上にアクセスをする一方方向の考えから、
そこに遊びや楽しさと言った一体感を掲げて、人の感覚がデジタルと融合するあり方を
デザインされた素晴らしい人物です。

彼なくしては、今のインターネットのメディアのあり方、
生活のあり方は存在していなかったと思います。

世の中を大きく切り開いた一人の人間に心より経緯を表したいと思います。

私とMacとの出会いは、最初、私が「ポストペット」の紹介サイトの構築をしていた際に、
ポスペにはWindowsとMacの二つがあることを知り、Macって何だろう?
と興味を持ちました。
その頃はOS9で、一般量販店で気軽に買える感じがなく、
敷居の高いパソコンというイメージでなかなか手を出すことができませんでした。

思い切ってオークションで購入したのが、
シェル型のiBookのオレンジでした。
初めて触るmacはなんか使いづらいなという印象。
うまく使いこなせずに、ポスペもCPUやビデオボードの環境で
正常に動作せずに、なんとなく使って放置していたのを記憶しております。

その後、映画の業界に足を踏み入れてHD素材のオフライン編集で使っていたのが、
iBookG4でした。
自分の初監督の短編作で編集作業を初めて学び、編集の面白さや
macの使い勝手の楽しさを知ったのが、この時でした。
この時以来、apple愛好家として、Macbook ProやiMac、
iPadやiPod、(そろそろiPhoneかな〜)を使ってます。

Macの楽しさは、使っている中に都度、ワクワク感が潜んでいることです。
立ち上げの軌道音と共に、ここから生まれる書類や映像は、
既にクリエイティブな環境から誘起されると思っています。

iPadのアイコンは、移動させると小刻みに振るえ、
まるで生き物のようです。

そう、Macは機械ではなくて、人の心と同期をして、
繋がっていく生き物なのです。

なんだかアニメの世界に紛れ込んだみたいで、
宮崎駿さんのアニメ作品を鑑賞しているような、そんな感覚に浸れます。

これからも私はMacを愛すると共に、Jobsさんが伝えたかった、
生活と一体感するUI、そしてコンテンツ、ここを作家として
実践して参りたいと思います。

Jobsさん、沢山の感動と気付きをありがとうございました!
安らかにお休み下さいませ。

デジハリで行われた追悼フォーラム(前半)

デジハリで行われた追悼フォーラム(後半)

coney

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