人権シンポジウム in 東京で講演をやります

人権シンポジウム in 東京で講演をやります

皆さんこんにちは。
うだるような暑い日が続いておりますね。

映画「ノー・ヴォイス」も今、ロゴを作成したり、
主題歌の最終調整をしたり、連日いろんな準備に追われております。
主題歌は、この映画のためにアーティストさんが書き下ろしをして下さっております。
仕上がりがとても楽しみです!

動物愛護法の改正により、殺処分を少なくするための関心が高まっていることを
いろんな方から毎日のように感じてます。
ドラマの舞台となった埼玉県でも殺処分を減らすための方針が打ち立てられました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130809-00010003-saitama-l11
(埼玉新聞記事より)


小さな命を大切に、思いやれる優しい気持ちが
社会にドンドン広がっていくといいですね。

ついつい、東京にいると、雑多な人ごみの中、人とぶつかり、
物が溢れ捨てられている環境を見ると、
この状況が当たり前の社会を疑ってみる視点が大切では感じることが少なくありません。

講義や講演会でよく話すことは「当たり前を疑うこと」の大切さです。

日本は、よく言われる空気や世間を重んじる社会で、
多数が集まればそれが正しいという風潮がありますよね。

少人数の意見や話を聞く、向き合うという習慣や教育が
今まで少なかったように思います。
相手の話を聞く、感じる姿勢は人との関わりに於いて、とても大切です。

日本の教育で今、伝えていかねばならないと思うことは、
生活をする上で大切な思想、精神ではないかということです。
幸せに生きること、お金を稼ぐこと、日本に生まれ、育っていること、
道徳やモラルと言ってしまえば、おざなりな表現になってしまいますが、
他者と共に生きることの考えや大切さは、
幼少期に於いて、もっとしっかりと伝えていかねばならないのではないでしょうか。

江戸時代には、「江戸しぐさ」を教える環境が地域にはあり、
そして、寺子屋で車座になって教え合う環境がありました。

私たちは元来、そのような生活の術、知恵を築く発想を持っております。
物が溢れ帰っている現代社会、豊かさは物から心への気付きが広がって来ております。
現在や未来を見つめると共に、
過去の遺産を振り返っていく意識が必要なのでしょうね。

「ノー・ヴォイス」の活動をやっていても思うことは、
犬猫たちから教わる人間としての在り方です。

慎ましく物を授かり、それに節度を持って自分に取り込んでいく能力は、
動物や自然の方が断然高いのではと思います。
そんな本来の生きる営みの在り方を動物や自然は教えてくれるのではないでしょうか。

さて、タイトルにも書きましたが、
ひょんなご縁から講演をやらせて頂くことになりました。
昨今LINEやブログに関するネットのコミュニケーションの在り方が
取沙汰されておりますが、
ネットから映画監督に至った経緯、ネットのポジティブな側面を是非語って欲しいという
ご依頼を受けて、10月20日(日)に虎ノ門のニッショーホールで
ネットのコミュニケーションをテーマにお話をさせて頂きます。

2000年当時のインターネットのことから、今の映画の活動に至るまでをお話したいと思います。

詳細はHPからご覧下さい。
事前申し込み制で無料だそうです。
ご関心ありましたら、是非ご来場下さいませ。

coney

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