人権シンポジウム講演を終えて

人権シンポジウム講演を終えて

皆さん、こんにちは。
昨日は、法務省主催の「インターネットと人権」というフォーラムで
講演を行わせて頂きました。

虎ノ門のニッショーホールにて。ホールがおっきい!

全国webカウンセリング協議会の安川雅史代表、
WEB110代表吉川誠司代表、
メディア・ジャーナリスト渡辺真由子さんによる貴重なお話のシンポジウムの後に
お話させて頂くこととなりました。


お三方のシンポジウムでは、お子さんのスマホのセキュリティ制限の意味合いや、
画像流出によるイジメ問題、実名公表、twitterでの炎上など、
昨今ニュースでもよく取り上げられる話題を登壇者の方々の分かりやすい視点でお話されておりました。


如何にして、ネットリテラシーを教育や家庭に普及していくか、
その教材作りや、指導方法の提唱が積極的に行われ、私も大変勉強になりました。

「インターネットに人生を救われた」19歳のチャット体験を元に、
自分と向き合ってくれた仲間たちのことを語らせて頂きました。

時系列で出会った出来事と共に「10の大切なこと」をお話させて頂きました。

19歳の時、初めて出会ったインターネットの世界の体験を10にまとめました。

私が10年前に立ち上げた「ネチケットってな〜に?!」もご紹介させて頂きながら、
当時のことを振り返りました。
http://cosmobox.jp/netiquette.htm
もう10年も前のことになるんですね。。

自身は、学校や家庭の環境に悩みながら、
インターネットの世界は、自分を受け入れ、話を聞いてくれた。
そんな温かい優しさや、コミュニケーションの新たな可能性をインターネットが
秘めていることを実体験で語らせて頂きました。

時間や空間、そして特定の相手と言った形で情報の伝達が
今は、自由度が広がり、自分自身で取捨選択ができる時代となりました。

そんなインターネットの世界は、現代に於ける「寺子屋」だと思っております。
誰かのために情報を発信し、それを受けて、誰かが翻訳をして他者に発信していく。

職場などでは積極的に、双方向での情報共有が図られておりますが、
今後は教育機関で、学生同士がモチベーションを高め合い、
自主的に課題を構築し、解決させて行くための潜在的な可能性を
インターネットは秘めていると思っています。

自身の活動の映画と共に、インターネットの引きこもり世界から飛び出して10年、
今の自分だから出来る、子供たちの個性や笑顔を引き出すための教育のあり方を
積極的に提唱していきたい、そんなきっかけとなる講演会でした。

機会を授けて下さった法務省や、財団法人スタッフ皆様には
心より感謝致したく思います。

coney

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