歩くアクティブ・ラーニングの6つの条件とは?!

歩くアクティブ・ラーニングの6つの条件とは?!

皆さん、こんにちは。

連日、様々な方とのお打ち合わせが続きます。
教育機関だけでなく、企業や社会人も
教育や学びの重要性を享受している時代だと感じております。


社会人の定義をどこかで調べたときに、
「勉強を終えた大人」みたいな定義が書かれていてビックリ致しました。
いえいえ、何をおっしゃいますか。
社会人こそ、ひたすら勉強が必要ではないかと思いました。

日本の教育はどうしても目先の目標ばかりに目が向きがちですが、
学びとは人生一生涯かけてとことん追求していくもの
その中に、大学や高校があり、履修する科目があると思っております。

その中で、昨日、お打ち合わせさせて頂きました方から、
一時間以上の白熱したお打ち合わせが終わった後に、こんな言葉を賜りました。

監督は歩くアクティブ・ラーニングですね!」と。

歩くアクティブ・ラーニング?!

その方が、お話しされたことをご許可を頂き、
以下の6個に分けてそのままの文章で綴らせて頂きます。
小生なりに補足を付け足してみました。

1)やはり人は体験によって学ぶところが多い。
何かの書籍や誰かが唱えたことがベースにあっても、
結局は自身で歩いて経験したことが、それぞれの方々の学びとなり、
他者の共感を生んでいくということなんでしょう。

2)体験は、自ら求めて得るモノと他者から
与えられて得るモノがある。
1を踏んだ上で、経験を積んでいくと、
その自分と共鳴する他人との出逢いや出来事が起こるわけなんでしょうね。
自分軸と他人軸の掛け合いから、また新しい学びが育まれていく。


3)他者から与えられて得る良質の体験は、
良い効果を与え良い行動変容をもたらす。
潜在的に気付いていながらも表層や日常レベルまでは現れていなかったものが
自分と一体化されていくことで、外部刺激が成長要因へと遂げていくということでしょう。

4)しかし、それを与えられる者には
人の痛みが理解できる経験からくる愛が必須である。
これは、とても重要です!
単に優しい言葉やカッコいい言葉というのは、中身がスカスカな肉まんのようなもの。
苦労をして、他者の辛さや痛みを感じることで、自分から進んで物事を進める主体性や推進力が生まれてくるものと思います。

小生の知っているとある食品会社の80代の女性の会長さんは、
「最低を知りなさい」という言葉を常々話されておりました。
だいぶ前に拝聴したお言葉ですが、未だに胸に残っております。

5)だからこそ、その他者には時には
多少強引とも感じられる、引寄せの力がある。
時として、運命に巻き込まれ、思いがけない世界に入ってしまった時は、
自分を大きく変化させる機会と捉えております。
否応無しに自分の弱みと対峙する訳なのですが、
求心力と共に自ら外に発信していく遠心力も生じるわけです。

6)しかし、その引寄せによって
未体験の行動を起こした人には、
良質の体験をもたらし、良い行動変容を促す。
当初は向き合っていた強い力が、いつしか自然と
自分自身が強い力を備えるのだと思います。
ただ、その強い力も他者の痛みが備わっている時には、
持続的な愛のスパイラルが生まれてくるのでしょうね。

以上、分かりやすく6つに分けてご解説下さいました
小生の大切な知り合いの我妻さんに心より感謝致したいと思います。

coney

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