2012Archives

山口コラボネットワークと田町からの花火

皆さん、こんばんは。
暑い日が続きますね。
世の中はお盆休みとのことです。
ゆっくりとした時間を過ごされておりますでしょうか。

私は先週末、山口県下関に行って参りました。
なぜ下関かといいますと、実は2年半前にアクティブラーニング(以下AL)社の
羽根拓也先生と共に、広島や山口大学でのAL講義を取材させて頂いたご縁で、
再び伺うこととなりました。

久々に再会しますコンサルタントの中村さんとお会いさせて頂き、
下関の町並み、歴史、そして観光の状況などを伺いました。

朝一の新幹線で約五時間。
小倉を乗り着いて下関に参りました。
金子みすずさんの詩が掲載されておりました。
青い海と空の向こうには九州地方が間近で見えます。
コンサルタントの中村さんと合流をした途端、羽根先生とも偶然バッタリ!

今回の旅は、二年半前にデジハリの羽根拓也先生を通じてお会いさせて頂いた

山口の中村伸一さんという方に、コンタクトを取ったところから生まれました。
山口さんにお会いするのもその時以来、羽根先生とお会いするのも約二年ぶり。
ちょっと昔の自分と比較して、今の自分だからこそ、ご提案できるものを
投げかけさせて頂き、この地にたどり着くこととなりました。
久々のAL講義。
恒例のグループ内交流からスタート致します。
二年前に受講していた内容がさらにバージョンアップしており、ビックリしました!
アシスタントの得能さんも、サポートに磨きがかかっておりました。
山口では、中村伸一さんを通じて、山口ー高知のコラボネットワークが始まっております。
異業種が自ら積極的に現状の課題解決に向けて、自身の強みを分析し、異業種とのマッチングを図っていくという試み。
山口と高知とのコラボ、明治当時は、山口では吉田松陰や、高杉晋作、伊藤博文、
高知では、坂本龍馬と、維新精神の歴史がある地域同士のコラボが現代でも
起こっていることに、不思議なワクワク感を現地で感じました。
現在、地域がとても熱いです。
東京にいると感じられない風土や歴史の良さ、人々の温かさがふつふつと伝わって参ります。
つい先日、福島に行ったばかりですが、地方には自分たちから何かを発信していこうとする気合いが強く感じられます。
お夕飯は、中村さん一押しの旅館にて。
羽根先生の講義にいつもながら感銘を受けながら、そのまま地元の方々と
お夕飯の席で懇親会。
中村さんから、ちょっと不思議な場所にあるんですよ、と連れていかれたのは、
ピンクのネオンが立ち並ぶような場所。
その一角に、ふと姿を現す割烹旅館「寿美礼」。
表玄関は不在あるたたずまいなのに、珍しい場所にあるなと思いながら、
旅館に入りました。
下関は、初めて訪れる場所でして、
自分が大好きな岩手の釜石と同じような磯のにおいがプンプンする土地でした。
ふぐを代表する地元の海産物に舌鼓を打ちながら、
実はこの旅館の亭主、和田健資さんは、東京の大手人材派遣会社に10年近くお勤めされ、
下関のご実家に帰って来られた方で、
帰って来られた当時は、旅館の経営で大変ご苦労をされたとのことです。
先の述べたこの旅館を囲んでいるネオンのお店も、
和田亭主さん曰く、戦後の混乱期に自警をするために地元に根付いた勢力の名残とのこと。
当時は、近くの諸外国からの人道問題が頻発していた世情で、自分たちの力で地域を守る力が働いていたということを、私たちに判りやすくご説明されておりました。
その歴史を聞かされると、私たちは得てして、見えているものだけから物事を判断しがちですが、
その過去に隠された背景や、繋がる想いは、その場所に訪れて、顔を合わせて見るまではなかなか判らないものだなと感じてなりませんでした。
和田亭主のとてもお上手なお話と、下関の魅力ある海産物に舌鼓を打っていると、
和田さんから、二階に「薫’s ROOM」という部屋があることを教えて頂きました。
この「薫’s ROOM」、実は亭主のお兄様が作曲家の和田薫さんということで、
お兄様への敬意を込めた部屋には、Discograpyがズラリと並んだ内装になっておりました。
数々の輝かしいご経歴がずらり!
お兄様も、大学時代は大変ご苦労されたそうで、
キャリアがほとんどない中で学業に勤しまれて、最後は主席でご卒業されたとのこと。
薫さんは、新しい道を切り開くのはお得意なようで、
雅楽を用いた独自のオーケストラで独自の世界観を生み出しているとのこと。
代表作は、「犬夜叉
でも、実は私が大好きなのは、現地では誰にも話しませんでしたが、こちらです!(笑)
毎週のように観ていて、全ての回を覚えている位のフリークでございます!(笑)
いつも思うことは、現地に訪れてみて、出会うものはかけがえない発見と、
そして自分自身の再発見。
だからこそ、私が映画をやっていて良かったなと思えますし、
この感動を沢山の人に伝えていきたいと思っております。
師匠である羽根先生とべったりの締めくくりは、
田町にある羽根先生の事務所44階から眺める絶景の光景!
贅沢で、一週間のがんばりが一気にふっとんでしまいました。
ハーバードのヤコブ先生や、
ALメンバー皆様と一緒に過ごさせて頂きました貴重な時間でした。
羽根先生、中村さん、そして下関の皆さん、本当にありがとうございました!
これからもどうぞ、よろしくお願い致します。

2012年野馬追を終えて

皆さん、
こんにちは。
お変わりはございませんか。
暑い日が続きますね。

すでに8月に突入! 世の中は間もなくお盆休みなんです!
今年はまだ一日もお休みが取れていないので、
どこかで空でも眺めポカーンとできる日があると良いなと思って至ります。

さて、先月末、相双地区毎年恒例の「相馬野馬追」に昨年に引き続き、
行って参りました!
今年は海外の番組を制作するチームの一人として、参加をさせて頂きました。
始発で新宿スバルビルを出発。
直前まで作業していた仕事をスタッフに引き継ぎました。
さあ、四日間の遠征が始まります。

お仕事仲間と、初めましての大阪の制作者と三人で出発!
現地に着くや否や、雲雀が原で大阪チームと合流!
大阪チームのディレクターやカメラマンと合流をして、
現地のシミュレーションやアングルの擦り合わせをしていきます。
現地の方々も早々に朝から騎乗の練習をしておりました。
初日は、大阪チームと深夜まで懇親会。
山形に酒造を移された壽を堪能しながら、26時までわい
この行事を知ることになったのも震災が起きた直後に南相馬市に出向くことがきっかけでした。
それまでは南相馬の地理的な位置もおぼつかないまま、この地区独特の馬文化や伝統を知り、
すぐ近くでは、津波による被害を受け、放射能汚染で生活がままならぬ状況の中、
たくましく生き続け、土地を愛する方々がいらっしゃることに、
まず自分は驚きと同時に、自分はなんて緩やかな生活を送っているんだろうと、
半ば恥ずかしくなるような思いでした。

二日目も明朝から出発し、取材を開始!
昨年は出馬できなかったが、今年は出馬される方、
長年野馬追に参加してきた方が、今年は息子が晴れの舞台に初参加される方など、
皆さん思いやじょうきょうは
相馬中村神社では、
本番間もなくの空気が漂っておりました!
昨年は初日から入った相馬でしたが、
今回は前日祭から入らせて頂きました。
総大将による訓示や空砲での射撃や相馬太鼓の演奏や舞踊など
とても見応えのある内容でした。
相馬高校の学生さんたちによる相馬太鼓の演舞披露がありました!
力強く、エネルギーに満ちた響き。

今年は2週間前に相双地方に入れたため、野馬追の本番が行われるまでの

当人たちの過酷な練習や、意気込みや気持ちの変化、
はたまた家族の温かい支えなどを間近で拝見することができました。

三日目も明け方前に宿舎を出発しました。
午前三時から出馬の準備をされておりました。
9才の若い騎馬武者も勿論3時起きです。
玄関先では、出陣に向けて、大きなかけ声で挨拶をされておりました。
昨年は出陣がなかった中之郷・太田神社付近より。
400頭以上の騎馬武者が街中を練り歩いていきます!
本年の総大将は相馬市長の立谷氏
昨年の震災慰霊の年から、今年は復興元年として立ち向かう現地の方々の意気込みは、
私たち都会の環境ではなかなか接せられない生き様を感じました。

相馬野馬追二日目は、螺役たちが三社妙見神社の神輿に対して
拝礼の法螺貝を鳴り響かせます。
時間は午前4時。
今年は甲冑競馬が復活しました!
間近で観させて頂きましたが、すごい勢い!
神旗争奪戦も初めて現地で観ました。
高々と打ち上げられるご神旗は清々しい。
無数の騎馬武者が一斉に走り出す姿は圧巻です。
野馬追二年目を体験して、感じたのは、
家族の繋がり。
親から子どもに、馬を通じて騎乗の仕方をならい、朝早くから親子共々、
練習に向かい、馬と慣れ親しみ、人馬一体となって生活を共にする。
そんな都会では決して観られない姿が相馬地方には残っておりました。
そこには、家族との繋がり、先祖大体への畏敬の念、
そしてこれからの子孫に対して文化・伝統を継承していこうとする想いが
生活の節々に脈々と流れていることでした。
何より、相双地方の方々は温かい。
被災をされたにも関わらず、外部の私たちを温かくもてなしてくださり、
気遣いや挨拶を欠かさない姿勢に大変感銘を致しました。
人が生きるというのは、決して一人では生きることができません。
家族との繋がり、そして家畜、動物との繋がりがあって、
初めて、人間は生かされるのだと思います。
今、私たちに必要なものはいったいなんなのでしょうか。
お金の豊かさでしょうか。豊富なエネルギーの生活でしょうか。発達した情報の伝達量でしょうか。
それらは確かに素晴らしい。
ですが、私たちは元来、そんなものが無くとも、精神的に豊かに生活をしてきたはずです。
時代は流れ、文明は発展し、過去に戻ることはありません。
そんな中、古来の人間が大切にしてきた、家族との絆や、生活の知恵、
そして他の生き物への感謝や配慮は、現代の日本人が大きく忘れていきがちなものだと思います。
いくら高度な学習をせども、貨幣主義に走ろうとも、
心の育たない文化は衰退するのではないでしょうか。
現在、日本はそんな過渡期の重要なターニングポイントにあると思います。
だからこそ、変えていくべきものは、大きな組織構造でも、過去の遺物でもなく、
私たち一人一人が社会とどう接していくべきかという意識の変革だと感じてなりません。
震災がなかったら、私はこの野馬追を自分の目で観ることは無かったかと思います。
この一年、自分にとっても大きな意識の変革の年でした。
それに気付いたのは、
自分と接してくれた仲間たちや震災を受けた方々との想いに他なりません。

最終日、意気投合した仲間達と食べた中華。
昨年、同志と食べた中村神社近くの料理屋さん。
話しかけた店員さんが、どこから来たんですか? と尋ねてきたので、
東京ですと、応えると、私も東京に行きたいと話してました。
東京よりもこの土地の方が何十倍も魅力ですよと、思えてしまうのは、
やはり外の人間だからこそなのでしょうか。
来年も是非、野馬追に出向きたいと思いました!
福島の方々との想いは、一心同体である気がしてならない数日間でした。

シネマコミュニケーション(企業研修編)

皆さん、こんにちは。
お変わりございませんか。

暑い日が続きますね。

私は昨日、7月22(日)はとある企業様とのコラボ企画として、
「シネマコミュニケーション」を企業様向けに開催させて頂きました。
映画制作を通じた体験型ワークショップになります。
企業様に向けての実施は今回が初めてです!

シネマコミュニケーション始まります!
3チームに分かれてまずは恒例の1分自己紹介

今回は二十歳から五十代まで世代をまたいだ受講生が10名集いました。
通常は四日間で開催するプログラムを組んでおりますが、
今回は企業研修向けのキックオフとして、1日短縮バージョンで開講を致しました。

初日のワークで行う映画の歴史
習ったことから、自分の体験を書き出してもらっております。
二日目に行うインプロ(即興演劇)を用いた身体のワークです。
三日目に行うアイデアのブレストから企画の制作会議
最終日に行う、
カメラを各自持ってもらい、撮影に出発!
与えられた時間は一時間だけ。
他のチームもロケ地を探しながら撮影に挑戦中!

今回は時間の都合で、私が編集作業!
皆さん自分の姿が作品になっていく様子にワクワクしております!
そして、最後はシネマコミュニケーション恒例の上映会!
作品に出てくる自分の姿に思わず大笑い!

10時から初めて18時まで、映画尽くしの8時間でしたが、
感想として、
「映画作りは憧れだったので、楽しめた」
「こんなにも思い通りに取れないことが悔しく、勉強になった」
「映画の始まりや、仕組みが知れて為になった」
と言ったコメントを頂戴しました。

私の今の目標は、このように映画作りを通じて、
日頃は仕事や親子の関係でしか接しない間柄の存在が
チームの中での同じ立場で話し合うこと、
チーム一丸となって撮影に取り組みこと、
そして、上映をして自分たちのイメージがどのような形になったかどうか
をテーマにしております。
単に映像を作るだけでなく、
自分の人生を振り返りながら、映画を通じて、自己分析を行い、
それを身体表現として、自己表現をしていく。
出来上がった作品は、今後の夢や目標に向かって自己発信に繋がる。

このワークは社会を生き抜くための様々な知恵が埋め込まれたワークショップになっております。
これから、この企画は様々な企業様、そして地域間の交流を生み出す原動力として、
各皆様にご案内をしていていきたいと思っております。

長時間のお付き合い、お疲れさまでした!

会場に入った時に比べて、皆さんの表情がとても明るく、柔らかくなっておりました。
作品を通じて、自分を見つめ直せるって、いいなって
講師として登壇しながら、私自身も楽しめました。

プエルトリコの映画祭にノミネート! そして、野馬追の季節!

皆さん、こんにちは。
暑い日が続きますね、お変わりございませんか。

ご報告です! プエルトリコの映画祭で最新作「えんがわ」がノミネート致しました!


上映スケジュール:http://www.thefilmfoundation.org/wp-content/uploads/2012/07/Cinefiesta-2012-Agenda-de-Actividades-y-
Cortometrajes.pdf

http://www.thefilmfoundation.org/

携わってくれた俳優部、スタッフ、関係者皆様には、
心より感謝をしたいと思います。

9月はショートピース仙台短篇映画祭で上映が決まりました。
http://www.shortpiece.com/about.html

こちらの映画祭はコンペではなく、選定された4作品を
上映するという他の映画祭とは違った形式の映画祭です。
そもそも、賞を決めるばかりが映画祭ではないよなーと、
この映画祭の趣旨に大変感銘を受けております。

さて、今年も間もなく野馬追が始まります!
先週末は相馬、南相馬に入り、
大阪のチームと共に取材に入りました。

朝早くから乗馬の練習に励む武士達
昨年は入れなかった小高神社。
除染作業をされている方々が10名程度いらっしゃいました。
とある方の取材を終えて通り過ぎる双葉町近辺
標葉郷の出陣式に参加。
恒例のホラ貝を小高神社に向かって吹いております。

昨年は野馬追を初日からぶっつけ本番で取材しましたが、
実は野馬追は、開催されるまでに様々な催しや
陰で支えている方々、実行委員会の方々の苦労などがあることが
今年は改めて判りました。
伝統文化を継承することは、単に想いだけでは実現せず、
様々な意志と信念の掛け合わさる中での、人々の決意の表れだと感じました。
現地に訪れてみなければ判らないこと、事情、そして人々の生活がいろいろと判りました。

仮設住宅に住まいながらも、野馬追に参加する方々、
野馬追に参加したいが、止むなくできない方々、
皆さんお一人、お一人の強い思いが、現地には溢れております。

来週末は、いよいよ本番です!
26日から再度、現地に入りたいと想います。

最近の出来事から

皆さん、こんにちは。
お変わりございませんか。
私の方は、日々連日がかけがえの無い出会いや発見で一杯です。

その一方で、いじめによる自殺のニュースを聞くといたたまれません。
自分も長年、子供の頃はいじめを受けていたので、
あの閉塞感、そして毎日が悪夢の連続であった記憶は今でも鮮明に覚えております。

自分は生きていてはいけないんだと思っていた幼少期を思い起こしました。

子供の頃は、大人や学校と言った既存の社会に止むなく属する必要があるため、
その状況を受け入れると、自分が持っている可能性を全部否定されてしまうこともあると
常々感じております。

あの頃の自分がなんとか生きられたのは、
テレビのドラマのお陰で、すがるようにしてテレビのドラマの俳優から
エネルギーをもらっていたのを思い出します。

未来の可能性がある子供たちに、今の自分が何ができるのかと考えた時に
少しでも自分が生きているって素晴らしいと思えるように
一つの道ではない選択肢を伝えてあげたいと思います。

どこかにある輝ける道が、小さな世界の中で消えてしまうことは、
大人のエゴと考えます。
子供たちの明るい未来は、大人たち、社会一人一人が身近な所から
見つめ直していく必要があるのだと感じます。

今、取り組んでいる「ノー・ヴォイス」も犬猫をモチーフにしながらも、
伝えたい想いは同じだなと感じました。

不幸せに生きたいなんて思う人は誰もいない。
ならば、幸せに生きるにはどうしたらいいのだろう?

そんなことを考えていくためのきっかけ作りをこの映画を通じて
育んでいきたいと思っております。

企画を頂いてから早一年半、
多数の書籍や、各方々への訪問、挨拶、そして取材を重ね、
今も引き続き取材を重ねている状況です。

捨てられる犬猫の現状、私たちが日頃なかなか触れることのない
社会の一部には、自分たちが意識して行かねばならない、人としての在り方、
そして命の向き合い方があるのだと感じてます。

映画「ノー・ヴォイス」を通じて、子供たちが元気にそして明るく社会を考えていける
そんな映画を制作したいと思っております。

現在「motion gallery」というサイトでご支援者を募っております。
お一人お一人の力がこの映画の原動力になります。

是非、皆さんのご支援、ご協力何とぞ宜しくお願い致します。
http://motion-gallery.net/projects/novoice

人、繋がり、愛。

こんばんは。
如何お過ごしですか?
今日で今年も半年が経ちますね。

突然ですが、今、皆さんは自分が好きですか?

おいらは今の自分は大好きです。
でも10年前だったら、きっと、大嫌いだと言っていると思います。

自分が好き、例えば、
自分の囲まれている家族が好き、
自分の友達が好き、自分の夢が好き、

そんなポジティブなことが話せたら、
きっと周りの人たちも幸せだなって思うと思います。

例えば、自分一人が幸せだっていうことはあるのでしょうか。
自分だけが幸せの状況を思い浮かべると、
少なくともおいらは虚しさしかありません。
寂しいなって思います。

そう、自分の幸せは、誰かと繋がっているから、
幸せだって感じるのではないでしょうか。

誰かに支えられ、誰かに助けられ、そこから何かに気付き、
自分を高めたいと思う。

人って意識によって、成長ができる生き物だなって思います。

昨日は官邸周辺で10万人の人が集いました。
こんなに大勢の人がなぜ集ったのか。
きっと、今の自分の状況を変えたいと思うから集ったと思います。

ある視点で物事に固執してしまうとき、
人は自分の主張ばかりをしてしまいます。

そんな時、少し視点を変えてみることで、
自分の善し悪しに関わらず、自分を客観的に見つめ直すことができます。

その時に、自分が信じていたことが、実は違った角度から
改めて輝ける瞬間があると思います。
それが、人としての成長だと思います。

日本は島国だからかな、
とかく視点を変えるのが不得手なのかなと思うことが多々あります。

もっと、いろんな角度から、当たり前にある視点を変えていけると、
それは素晴らしい輝きを放つはずと思います。

自然界の全てのことは、相反することとの両輪で成り立っております。
引き寄せる力と、放つ力。

どちらか一方になったとき、その均衡は崩れ、
エゴという名のもとにその関係は崩れていきます。

相反するものを畏敬し、尊重していく、
人が一番不得手とする審理を、人はどれだけそれを認めていけるか。

変わるなら、今しかなくて、変わらない人は、いつまで経っても変われません。

自分が変われたら、生きているすごーく短い時間の中で、
たくさんの幸せが訪れるなって思います。

なぜなら、幸せは誰かと繋がることで生まれるからです。

【ご案内】一日限りのインディペンデント上映会「CINEMA DIVE!」in中野

皆さん、こんにちは。
徐々に暑くなって参りましたね!
いろいろと夏に縁があるイベントのお誘いが増えだした頃かと思いますが、
私も7月はイベントをやります。


自主映画上映会と、普段だとなかなかやらない企画なのですが、
会場の空きが取れたこともあり、日頃よりお世話になっている皆様に、
私の活動や、仲間たちのことをご紹介したく、企画を致しました。


人数に限りがあり、既に30名以上の方々のお申し込みを頂いておりますので、
もしご参加頂けます方は、メールフォームより事前お申し込みを頂き、
ご参加頂けましたら幸甚です。


上映会の後は、皆さんで懇親会を兼ねてお夕飯を一緒に食べましょう!:)

一日限りのインディペンデント上映会「CINEMA DIVE!」in中野

~映画の真夏にダイブしよう!~ 

謹啓 
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 
日頃より大変お世話になっております。 

この度は、一日限りの自主上映会のご案内です。 
私、古新舜の前作「わかれもの」が国内の映画祭を一巡致し、 
これから新作の制作に向けた準備を進める中で、 
「わかれもの」のお披露目と共に、 
囲まれている仲間たちの制作発表の場を設けさせていただき、 
これからの皆様の活動のステップアップをこの上映会で 
行いたいと考えております。 

縁の強い仲間たちが多数集いますので、 
この機会にお互いの作品を鑑賞しながら、 
ネットワークを広げていただく機会になればと考えております。 

初夏の過ごしやすい週末の午後でございますので、 
皆様お誘い上、ご来場頂けましたら幸いでございます。 
上映会の後は、近くのお店で交流会を行いたいと思っております。 
謹白 

           記 
[開催概要] 
◆日時:2012年7月14日(土) 開場:13:45/開演14:00~終演16:30  
◆会場:なかの芸能小劇場 〒164-0001 東京都中野区中野5-68-7 

◆上映作品(上映順は調整中です) 
「わかれもの」(25分):古新 舜監督 
「特異なカップル」(50分):松本 卓也監督 
「MOON PRISM」 他2作品(20分):小原 正至監督 
「Night★Cap Story」(10分)より3作品:伊藤 佳代子制作作品 
「いっしょになるおまじない」(20分):やまおきあや主演作品 

◆定員:110名(会場の関係で定員がございます。ご来場頂ける際は、メールフォームより早めにお申し込み下さい) 
◆ 上映料金:1000円(前日/当日、子供[小学生以下]半額) 

◆お申し込み先: 
パソコンの方はこちら! http://ws.formzu.net/fgen/S6073305/ 
携帯電話の方はこちら! http://ws.formzu.net/mfgen/S6073305/ 

◆備考 
※メールフォームに以下の内容をご記入ください。 
(お名前/メールアドレス/紹介者/参加人数/参加者の名前(複数名の場合)) 
をご記入の上、お送りくださいませ。 
※ご紹介者様がいらっしゃる場合は、 
メールフォームより必ずご選択下さい。 
※座席の数に限りがあり、来場者の方々を把握したいと 
思っておりますので 
お手数ですが、facebookでのお申し込みの方も 
メールフォームにてお送りくださいませ。 

【お問い合わせ】 
ソーシャルシネマ実行委員会 
〒 1166-0003  
東京都杉並区高円寺南3-66-3高円寺コモンズ201 
TEL/FAX:03-6321-7368

シネマコミュニケーションByペアインターンシップ

皆さん、
こんばんは。
六月も早いもので中旬に差し掛かりましたね。
如何お過ごしでしょうか。

私の方は、連日いろいろな作業が続き、そこにお誘いや突然の来訪者も続き、
朝から明け方まで、濃密な毎日です。
元旦から本日まで、丸一日お休みがなかったことになりますが、
それでも、半日休みをうまく作ってます。
もし丸一日休み頂いても、体がうずうずしてしまうかも知れません(笑)

さて、昨日は、留学生と日本の大学生がペアになってインターンシップをされる
企画がありまして、その事前勉強会で「映像の活用法」の講義を2回に渡りさせて頂きました。
おいらが、尚美や各セミナーでやっていることをプログラム化して、
第1日目:「映像の歴史」「映像で大切なこと」「物語の組み立て方」
を行いました。
お一人お一人が積極的な生徒さんが多かったため、
各チームの話し合いがとても濃密なものとなったのがとても嬉しかったです。

おいらのワークは、羽根拓也先生から学んだ「アクティブラーニング」という
手法を積極的に活用しております。
視点の移動やアウトバックなどの手法を活用しながら、
皆さんがチームで話された内容を更に掘り下げていきながら、
自分自身が気付かなかった、「自分の好き」や「自分が大切にしてきたもの」を
意図的につかんでいくワークを行っております。

初日の講義の様子。
パワーポイントで質問を投げかけながら、
映像の歴史と共に、一人一人の歴史を掘り下げていきました。
各チームでお互いの情報を抽出しながら、お互いの考えを掘り下げていきました。
初日のグループワークの様子
各チームでお互いの情報を抽出しながら、お互いの考えを掘り下げていきました。

第2日目:「企画の立て方」「撮影の手法」「チームごとの撮影実習」を講義しました。
「3」をテーマにした物語の組み立てや、キーワードの抽出を行い、
チームで議論をしてもらいながら、
映像をより魅力的に撮るためのエッセンスをお伝え致しました。

二日目は新たなチーム編成をして、
各チームの「ふるさと」について掘り下げたワークを行いました。
3チームに分かれて、ロケ地に向かい出発。
雨の状況をどう活用していくかも、映像制作の一つのテーマです。
各チームランチミーティングの間に、ストーリーを作りながら、
親睦を深めていきました。
初めて持つカメラに試行錯誤しながらも、
チーム一丸となって作品制作。
俳優にも皆さんが全員初挑戦!
撮った撮影素材はそのまま編集作業に。
どんな作品が生まれるのかな!?
出来上がった作品の上映会。
撮影したばかりの映像を観て、良かった点、反省点を振り返ります。

おいらがこのワークショップで大切にしていることは、
基本となる「所作」×「人間力」。
何かを行うには、その基礎となる知識ややり方が必ずあります。
映像を撮るにも、構成やカメラワークなど基礎的な要素は多々あります。
ただ、そればかりでは、魅力的な映像にはなかなか到達しません。
そこには、撮る側がその映像を撮る
「意味」をしっかりと立てる必要があると思います。
その意味とは得てして、私たちが日常の中で、見過ごしてしまう
「自分の好きなこと」、だったり、「自分が大切にしている価値観」、
だったりするものだと思っております。

この「所作」×「人間力」の二つの要素が掛け合わされて、
初めて、人の心が動く映像が出来るものと感じております。

また、大学生は、これから社会に出る上で、
自分たちが一人一人が大切にしているものをしっかりと気付いていくことで、
将来手がける仕事や、携わるプロジェクトで自分の才能を発揮する
最大の決めてだと思っております。

そんな夢のお手伝いに映像制作のプログラムが、多いに担うことができると思い、
かれこれ5年ほど、映像制作の指導をしております。

実際にワークショップを行ってみて判るのは、
生徒さんの顔つきや、体験後の感想がとても充実していることです。
日常の中で、なかなか気付かない自分の価値観を
映像という客観的、そして立体的に表現することによって、
まるで動く立ち鏡を観るがごとく、沢山の気付きが生まれるものだと思います。

今回行ったのは、2日間のプログラムですが、私もまだまだ成長段階です。

これから各年代の受講生に触れながら、
このワークが生徒さんの表現力や発信力の一つのサポートに繋がれたらと願うばかりです。

他者を聴く大切さ

皆さん、こんにちは。

お変わりありませんか。
私はつい最近名古屋に行ってきました。
かれこれ4年通い詰めている名古屋ですが、
こうして何度も訪れてみると、地名はおろか、
街の作りや人の流れ、食べ物の特徴が肌身を通じて馴染んでくるのがよく判ります。

まだまだ懲りずに名古屋には通っていきたいと思っており、
何度も訪れる度に起きる発見は、そのうちに感動と化して参ります。

私が現在、映像制作を通じて行いたいのも、
そんな「共有」「共感」「共鳴」のプログラムだったりします。
自分のライフワークでもある、「教育に於ける映像制作に在り方」
現在いろいろな場所でワークショップを行っております。
この企画を今年から定期的に行っていこうと思っており、
詳しくはまた改めて書きたいと思っております。

最近、よく思うことは、「聴く」ということです。
メディアが発達して、私たちは情報を発信する機会が急激に増え、
いろいろな意見を瞬時に届けることができるようになりました。
場所や時間、時には身分の間を越えて、思うように意見を伝えられることは、
積極的に議論を交え、成長をしていける素晴らしいきっかけだなとよく感じます。

その反面、メールやテキストだけで自分の気持ちを
伝えっぱなしにしてしまわれる方も少なくないなと思います。
当事者の陰でぶつけられない本音を集団で噂することも、
気持ちがよい物ではありません。
自分が幼少期からずっと感じていた
この嫌な行為、ひいてはイジメや陰口なども
周囲で目の当たりにすることは少なく有りません。
都度都度の状況があるので、全てがそのまま悪しきことであるとは言い切れませんが、
できる限り、誰かが嫌な思い、孤独な気分を感じてしまうことは、
避けられたらよいなと常々感じております。

日本には、古来より「阿吽の呼吸」が備わっている素養があったのかと思います。
島国でご近所の顔が見えやすい生活環境の中で、
慎ましく安全に暮らしていく工夫があったのだと思います。

戦後、経済成長の中、メディアの発達、生活環境の欧米化に伴い、
その阿吽の呼吸もいつしか、物を言わない=自分を守る
と行ったボタンの掛け違いになってしまったのかと思っています。

それが昨今の日本のイジメや集団で誰かを批判するという行為に繋がっていると
よく思います。

私たちは誰しも、悲しみに満ちた生活を送りたいとは思っておりません。
幸せに生きるために、日々努力しながら、仕事をし、家族を養い、
幸せを育んでおります。

その意識が、家族という密接な間柄でさえも、
自分の考えだけで物を言ってしまうことを日常の中によく見受けます。
自身も生きてきた中での苦しみは、家族や学校の友人からの態度や言動であり、
それは知らず知らず、自身も他者に行っているものかも知れません。

「自分が幸せになる」
これは決して一人ではできることではありません。
「他人がいることで自分がいて、幸せになれる」
という前提条件が隠れております。

その中で、必要不可欠になることが、
「他人の存在を知る」ということです。

他人を知る。育った環境や今置かれている状況、性格や気持ち、
様々な要素があります。
それらに一度、耳を傾けてみることは、
他人から何かを学ぶことに繋がることと思っております。

そうすると、自ずと他者との接点である自分が伝えたいこと、
そして他者が「共感」してくれる気持ちを届けることができると思います。

例えば、おいらが何か自分を紹介するとなると、
「Aという活動をしており、Bという考えを大切にしてます。
 Cという会社に所属しており、Dという学校に在籍しており、
現在Eというテーマの映画を撮っており……」
と上げると
10程度の項目があったりします。

それが大人数ではなく、1:1で誰かと話す際には、
その要素を全て伝えるのは、なかなか難しいものです。
そんな時に、まず大切にしていることは相手の素性を
「聴く」「知る」「感じる」ということです。

相手の属性をまず咀嚼した上で、自己アピールの内容を、
「A」と「C」と「E」にしようとか、「B」と「C」と「D」にしようとか、
3つを越えないように組み合わせ、相手によって、
自己紹介の仕方を常に変えるようにしてます。

自分の主張だけはしっかりして、後は投げっぱなしという人も少なく有りません。
そんな中、幸せな気持ちを膨らませていくためのコミュニケーションは、
他者を聴き、他者を知り、他者を感じるところから始まると思っております。 

そんな人の持っている潜在的な成長を映像を用いたワークショップで育んでいきたい、
というのが、作品創りと並行した、
おいらの生涯掛けてのライフワークです。

中野地域活性化プロジェクト「中野桜」

皆さん、こんにちは。
本日は金環日食でしたね。
facebookのTLが金環日食一色になりましたね。
僕たちの手の届かない所から、感動の恩恵を授かるというのは、
日頃私たちが忘れてしまいがちな、
天の恩恵を思い返すステキな時間だったのかも知れません。

さて、現在、私は中野の地域活性化プロジェクトとして
「中野桜」というPVの映像を制作しております。
再開発が行われ、これから益々発展していくであろう
中野の魅力をより多くの方々に伝えていきたいと映像制作をしております。

中野にある桜を主人公の桜ちゃんが歩いていきます。
おいらのステキな仲間たちが続々と出演してくれてます!
お菓子屋さんのヤマオキアヤさん。
中野南部にある多田神社さん
桜ちゃんは何を願っているのでしょうか〜
中学生の桜ちゃん
ここは中野でも有名な飴屋さん
桜ちゃんと多田神社で2ショット。
桜役を演じてくれたのは、佐々木ちあきさん!
撮影部の南さん、ヘアメイクの佐口さん、
他いろいろなスタッフが尽力してくれました。

「中野桜」を撮影して、中野には哲学堂や、新井薬師以外にも沢山の魅力が
散在していることが判りました。
とてもステキな中野の街、駅も新しくなります!
是非、皆さん、中野の街を歩いてみては如何でしょうか。
「中野桜」完成は7月の予定です!


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