最近の出来事から
お変わりございませんか。
私の方は、日々連日がかけがえの無い出会いや発見で一杯です。
その一方で、いじめによる自殺のニュースを聞くといたたまれません。
自分も長年、子供の頃はいじめを受けていたので、
あの閉塞感、そして毎日が悪夢の連続であった記憶は今でも鮮明に覚えております。
自分は生きていてはいけないんだと思っていた幼少期を思い起こしました。
子供の頃は、大人や学校と言った既存の社会に止むなく属する必要があるため、
その状況を受け入れると、自分が持っている可能性を全部否定されてしまうこともあると
常々感じております。
あの頃の自分がなんとか生きられたのは、
テレビのドラマのお陰で、すがるようにしてテレビのドラマの俳優から
エネルギーをもらっていたのを思い出します。
未来の可能性がある子供たちに、今の自分が何ができるのかと考えた時に
少しでも自分が生きているって素晴らしいと思えるように
一つの道ではない選択肢を伝えてあげたいと思います。
どこかにある輝ける道が、小さな世界の中で消えてしまうことは、
大人のエゴと考えます。
子供たちの明るい未来は、大人たち、社会一人一人が身近な所から
見つめ直していく必要があるのだと感じます。
今、取り組んでいる「ノー・ヴォイス」も犬猫をモチーフにしながらも、
伝えたい想いは同じだなと感じました。
不幸せに生きたいなんて思う人は誰もいない。
ならば、幸せに生きるにはどうしたらいいのだろう?
そんなことを考えていくためのきっかけ作りをこの映画を通じて
育んでいきたいと思っております。
企画を頂いてから早一年半、
多数の書籍や、各方々への訪問、挨拶、そして取材を重ね、
今も引き続き取材を重ねている状況です。
捨てられる犬猫の現状、私たちが日頃なかなか触れることのない
社会の一部には、自分たちが意識して行かねばならない、人としての在り方、
そして命の向き合い方があるのだと感じてます。
映画「ノー・ヴォイス」を通じて、子供たちが元気にそして明るく社会を考えていける
そんな映画を制作したいと思っております。
現在「motion gallery」というサイトでご支援者を募っております。
お一人お一人の力がこの映画の原動力になります。
是非、皆さんのご支援、ご協力何とぞ宜しくお願い致します。
http://motion-gallery.net/projects/novoice