お疲れさまです。
先ほど、ロケハンが終わりました。
やっぱり実際に動いてみると、見えてくるものがあるなと感じました。
そして、先ほど撮影決定稿に至りました。
今回の改訂は全部で4回。
この規模で創る3分のショートフィルムにしては、
少し多い程度ですが、
自信の持てる本が描けました。
やっぱり僕はお話を創るのが大好きだなと思いました。
後は、スタッフとどこまで連携を取ってできるかが、
勝負だと思います、いいえ、存分に楽しみたいと思います。
この作品を創り、そしてまた次回作があり、
立て続けの制作ではありますが、
一つ一つの作品に対して、愛情を持つこと、
それは、必ず次の作品制作に繋がると思います。
生みの苦しみは僕にとっては、心地よい幸せです。
どれだけ仲間に恵まれているかと思うと、
ステップアップによって変わっていく顔ぶれ、
変わらない顔ぶれ、
そんな中に、自分が探していた答えが隠されているような
気が致します。
僕は下積み時代から独立をするようになり、
そう、昨年くらい、ちょうどSSFFに「サクラ、アンブレラ」が
入選した前くらいからかしら、
本格的に自身と合うプロデューサーを探しておりました。
ですが、なかなかこれが難しい。
有名なプロデューサーは、駆け出しの作家に関心があるようで、
なかなか対応ができず、
若いプロデューサーは、プロデューサーなんて名ばかりだったりするわけで、
抽象表現のプロデューサーという職業は、
大変荷の重い肩書きな訳です。
この方がいなければ、作品ができない、
なぜなら、お金や人が回らないからです。
で、僕は会社を立てて、ここまで監督とプロデューサーを
兼任してきた訳です。
そして、ここに来てその限界がやってきました。
来年撮影の長編映画は、既に二人のプロデューサーに
声がけをさせて頂いております。
僕が監督をやる限り、プロデュースをする作品は、
きっとなくなることだと思っております。
きっと作品制作においては、本格的な映画監督として、
向き合う時期になったのだと自分では感じております。
おちまさとさんのおっしゃっていた通り、
私も目指すところは映画監督ではありません。
発想屋でありたいのです。
だから他人の作品やイベントはプロデュースしたいのです。
でも、自分の監督作品でプロデュースをするというのは、
koganeyukiが最後になるのかな、
今日はそんなことを思いました。
まだまだ納品の仕事がたまっているので、
引き続き頑張りたいと思います。
一つ一つの出来事には、日々感謝していきたいと思います。