SCF「地域映画合戦2012」閉幕〜笹塚フィルムフェスティバル/東葛映画祭

皆さん、こんばんは。
今日は気持ち、少し温かかったかなと思える感じでした。
お変わりありませんか。

2月は、光陰矢の如し、あっという間に3月ですね。
「ソーシャルシネマフェスティバル-地域映画合戦2012-」
皆様のお陰を持ちまして、無事閉幕することができました。

最終日は立ち見が出る状態で、大盛況の内に終えることができました。
参加監督、支えてくれたサポータースタッフ、そして来場者皆様と劇場関係者様に
心より感謝致したく思います。

名画座「シネマ・ジャック&ベティ」前にて

最終日は満員御礼でした!
グランプリを取られた「あおとんぼ」が地元紙で取り上げられました

これから今年の反省点を元に、来年は「時代劇」部門を設けたさらに成長した映画祭に
して参りたいと思っております。
この映画祭を通じて、地域の魅力や制作者皆様の活動を知ることができました。
そして、映画を通じて地域の魅力を引き出すことができる可能性を知りました。
映画祭は、このような「場所」を提供していき、そこで生まれる交流を引き続き、
追究して参りたいと思っております。

「炎夏enka~夜藝の湖畔~」の林はるの監督を囲む地元の方々
映画館に地元の方々の声援が飛び交いました!
監督さんの人柄と、映画に対しての熱い想いに感動しました

この映画祭を通じて、自身もいろいろな発見を致しました。
地域と地域が交流をしていく橋懸かりの一つを映画が築いていく、
そんなきっかけが感じられた三日間でした。

映画祭の開催前、
私の前作「わかれもの」が笹塚フィルムフェスティバルにて「奨励賞」を受賞致しました。

会場に駆けつけてくれた池田優菜さん、村田桂さん、
ヘアメイクの西村リサさんご家族ありがとうございました!

「わかれもの」とても想い出深い作品を制作させて頂きました。
自分が二十代最後に作った短編映画にして、いろいろな方々のご協力、
そして気付きがあった作品です。

参加者皆さんで記念写真を致しました!

そして、東葛映画祭でもノミネート上映をして頂きました。

スタッフ、MC皆様の温かさが触れられる映画祭でした!

こうして、いろいろな出会いを経て、現在の私がおります。
生活をしていく中で、いろいろなことが進んでいく反面、
いろいろなものが集まり、そして溜まって参ります。
それは栄養でもあり、時としては、行く先を阻む岩のようなものでもあります。

私たちは、自分の体の休息と共に、時々体を休めながら、
心の休息を取ることで、自然と溜まってしまった未来を妨げる障害物を
取り払うことができるのだと思います。

人は、決して自分一人では行きていけません。
その障害物を取り払うのでさえ、誰かの助けや師の助言が必要であったりします。

そして、私たちは何かにぶつかったときにそれを省みて、
軌道修正をする力を持っております。

決して、何かがあったらばそこで終わりではありません。

その軌道修正を掛けて、私たち人間は、人生と言う航路を心地よく進んでいく為の
知恵を学び取ります。

自分が幸せになるということは、誰かと話し、誰かの声を聞き、
そこから自分がどう動くかを学んでいくそんな努力の末に見えてくる空のようなものだと
常々感じます。

生きることは大変苦労がありますが、その苦労は今だから苦労に思えます。
もう少しだけ頑張ってみることで、昔の苦労はちょっとした未来からすると
幸せにきっかけだったりすると、そう感じながら、日々精進しております。

ソーシャルシネマ・フェスティバル「地域映画合戦2012」

皆さん、
こんにちは。
早いもので、既に1月も後半ですね。
如何お過ごしでしょうか。

さて、私が企画致しました「ソーシャルシネマ・フェスティバル-地域映画合戦2012-」
のサイトがリリース致しました。
http://socialcinema.jp/
力作ぞろいでとてもワクワクしております。
是非、予告編をご覧頂き、投票をして頂けたらと思います。

また、「camp fire」にて映画祭の運営をサポート下さるパトロンを募っております。
立ち上げたばかりで、経済的に余裕ない体制ですので、
皆様のご浄財を賜りながら、地域の魅力と若手の作品を
幅広く発信して参りたいと思っております。

皆様のご協力をなにとぞ、宜しくお願い致します。
http://camp-fire.jp/projects/view/148

二〇一一年から二〇一二年へ

皆さん、
こんばんは。
早いもので後数時間で来年を迎えますね。

本年は震災を始め、多くの人々にとって忘れることのできない年になったかと思います。
震災を通じて、今まで見えてこなかった社会の様々なことに気付かれました。

私たちはエネルギーや生活の在り方始め、多くの問題を抱えていながら、
それを知らず知らず、「当たり前」になってきた生活があります。

この「当たり前」という感覚は、自分たちの生活をスムースにさせる一方、
そこから脱却、もしくは成長するための知恵を忘れてしまうことにも繋がります。

生活が豊かになり、情報が容易に入手できる時代に、
私たちは、何かを得ることへの感謝や敬意を
少しずつ忘れていってしまっていると常々感じます。

人が元来、大切にしている食、住まい、そして、土地、文化、
それぞれは、人と人とが手を交わし合い、顔を向かい合って、
繋がっていく想いが必ず含まれます。

本年は亡くなった多くの方々の想い、そして、亡くなった方々への想いを胸に、
来年は私たち自身が、生きている様々な人たちに向けて、
どのような想いを伝えていくかを考えていきたいと考えております。

いろいろな思想や環境があり、
全ての人がすぐに寄り添うことができないかも知れませんが、
唯一できることは、まず向かい合い、そして相手と語り合うことだと思っております。

そのことすらも軽薄になってきている時代だからこそ、
相手の存在に、まず感謝と敬意を払い、
そこから何かを形や成果を創造していこうと「努める気持ち」こそが、
次の世代に向けて、新しい発想や知恵を生み出してくれます。

「コミュニケーション」という言葉には
「相手と共に努める」という想いが含まれていると感じております。

震災があった日本、そしてデジタルが普及する社会の中で
「コミュニケーション」は欠かせないものと思います。

私自身二〇一二年、本年にも増して、人と向かい合う機会が増えると思います。
その中で、相手と対話し、素直に自分の気持ちを打ち明け合うことは、
コミュニケーションが不足になってきている現代の日本に、必要なことと感じます。

二〇一二年は自身の持っている「映像」「映画」を用いて
「地域と地域をコミュニケーションで繋げていく」活動を中心に
活動をして参りたいと思います。

本年も皆様一人一人に大変お世話になりました。
お一人お一人に感謝を申し上げます。

まだまだ未熟者でございますので、来年も厳しくご指導を賜われますよう、
心よりお願い申し上げます。

激動の11月/「Fujitsu Design サイネージPV」「京都ラボ」

皆さん、

こんにちは。
底冷えが続いておりますが、お変わりはございませんか。
私の方はまだ11月頭の感覚ですが、もう12月中旬に差し掛かっているのですね。
毎日毎日沢山の感動を 覚えながら活動しております。
最近お仕事させて頂いたFujitsu Designさんのサイネージ映像では、
近未来の空間デザインの在り方を映画的に展示したいとのご依頼で
7分半の映像を作成致しました。
主演を担ってくれた笠原千尋さん
キャンドルジュンさんのキャンドルを使わせて頂きました
空間ができたスペースに彩りを添えるデザインを、がコンセプト

11月末に香港で公開されましたが、
とても好評を頂いたそうで、クライアント様も満足で帰国されました。
大変嬉しい限りです。
そんなお仕事を納品させて頂き、いつものごとく夜行バスに飛び乗り、
仕事の合間を作って、京都で若手才能育成ラボに参加して参りました。
世界各国から集った作家たちが時代劇をテーマにショートフィルムを
制作するプロジェクト。
世界の方々との繋がりができ、また外から見る日本を再確認できた時間でした。
主演の女優さんとは2年ぶりの再会!

みんなMacが標準です。ロケハンでの動画をチェックしてカット割り。
撮影所の方々は制作者のデジタルの波に驚かれておりました。

おいらは録音部を担当させて頂きました。
ご指導頂いた松陰信彦さんには心より感謝。
丁寧に指導下さいました。
世界各国からの仲間たち。沢山の友人が出来ました!
久方ぶりの友人にも会え、大変刺激的な時間でした。
今、私がよく感じるのは日本と海外との繋がりです。
日本には沢山の素晴らしさがあり、それを映像や映画で捉えているものは
沢山ありますが、物を創るアイデアや技術は豊富にあっても、
それを外に伝えていく手法が海外に比べると劣っている気が致します。
言語や島国の特性から諸外国との繋がりが薄い日本ではありますが、
今海外は日本の文化や精神性など、多いに注目をしていると感じます。
日本のコンテンツ業界、特に映画業界に求められていることは、
1)外から見た日本の魅力の再発見
2)海外に向けてコンテンツを伝えていく発進力
を強化していく必要があると感じます。
特に1に関しては、国内の地域の魅力を外から再発見することも大切だと感じております。
コンテンツ業界に圧倒的に少ないと感じるのは評価基準や対比分析だと思います。
また海外にコンテンツを伝えていく術もまだまだパイプが薄い感覚が致します。
現在の日本の映画産業は他国に比べると、決して優位な物とは言えない現状があります。
京都ラボに参加された日本人作家たちも英語が堪能な方ばかりではなかったですが、
それでも参加して京都の魅力や、撮影所の空気、そして海外との繋がりに
積極的に参加された方々と出会えたことは何よりの誇りでした。
頭で考えるのではなく、行動で結果を示し、
積極的に顔と顔とでぶつかり合うコミュニケーションが
これからの日本を支えていく大きな原動力となると信じております。

facebookページとの連動

皆さん、
こんにちは。

最近ソーシャルメディア上のサービスが増えて、
どれをどう使ったらよいのか、試行錯誤をしております。

このブログもfacenbookページと連動させてみました。
うまく反映されるかしら。

Steve Jobsさん追悼

皆さん、こんにちは。
季節はすっかり秋ですね。
肌寒いくらい、如何お過ごしでしょうか。

私の方は相変わらずいろいろと追われており、ブログもなかなか更新できず。
先月は富山の南砥市の「ローカルサミット」に参加してきて、
全国から集った志民200名と震災後の復興支援や、地域文化を繋げていくための
話し合いなどに参加して参りました。

南砥に紡がれている「土徳」(「土」は土地や地域、「徳」は恩恵、)の言葉を元に、
貨幣価値では図れない人がその土地とどう共生していくか、
文化や自然などとの繋がりを再確認していくフォーラムでした。

南砥に全国から200名以上の志民が集いました
世界遺産に認定されている五箇山です

瞑想の里で雄大な自然を目の前に朝ご飯

さて、タイトルにも書きましたが、一昨日は私もそして周りの仲間たちも
一斉にジョブズ氏の訃報に驚嘆し、哀悼の意を表しました。

インターネットの世界をネット上にアクセスをする一方方向の考えから、
そこに遊びや楽しさと言った一体感を掲げて、人の感覚がデジタルと融合するあり方を
デザインされた素晴らしい人物です。

彼なくしては、今のインターネットのメディアのあり方、
生活のあり方は存在していなかったと思います。

世の中を大きく切り開いた一人の人間に心より経緯を表したいと思います。

私とMacとの出会いは、最初、私が「ポストペット」の紹介サイトの構築をしていた際に、
ポスペにはWindowsとMacの二つがあることを知り、Macって何だろう?
と興味を持ちました。
その頃はOS9で、一般量販店で気軽に買える感じがなく、
敷居の高いパソコンというイメージでなかなか手を出すことができませんでした。

思い切ってオークションで購入したのが、
シェル型のiBookのオレンジでした。
初めて触るmacはなんか使いづらいなという印象。
うまく使いこなせずに、ポスペもCPUやビデオボードの環境で
正常に動作せずに、なんとなく使って放置していたのを記憶しております。

その後、映画の業界に足を踏み入れてHD素材のオフライン編集で使っていたのが、
iBookG4でした。
自分の初監督の短編作で編集作業を初めて学び、編集の面白さや
macの使い勝手の楽しさを知ったのが、この時でした。
この時以来、apple愛好家として、Macbook ProやiMac、
iPadやiPod、(そろそろiPhoneかな〜)を使ってます。

Macの楽しさは、使っている中に都度、ワクワク感が潜んでいることです。
立ち上げの軌道音と共に、ここから生まれる書類や映像は、
既にクリエイティブな環境から誘起されると思っています。

iPadのアイコンは、移動させると小刻みに振るえ、
まるで生き物のようです。

そう、Macは機械ではなくて、人の心と同期をして、
繋がっていく生き物なのです。

なんだかアニメの世界に紛れ込んだみたいで、
宮崎駿さんのアニメ作品を鑑賞しているような、そんな感覚に浸れます。

これからも私はMacを愛すると共に、Jobsさんが伝えたかった、
生活と一体感するUI、そしてコンテンツ、ここを作家として
実践して参りたいと思います。

Jobsさん、沢山の感動と気付きをありがとうございました!
安らかにお休み下さいませ。

デジハリで行われた追悼フォーラム(前半)

デジハリで行われた追悼フォーラム(後半)

「わかれもの」の地元ご報告を兼ねた講演会

皆さん、
こんにちは。

秋になったかと思いきや、夏のような暑さに戻りましたね。
皆さん、お変わりはございませんか。

さて、私は先週月曜日に米沢で市役所や観光課の方々を中心に講演会をして参りました。

地域映画とショートフィルムという演題で、地域と作る映画の魅力や
ソーシャルメディアが発達した現在のショートフィルムの可能性を講演して参りました。

多数の方々にお集りを頂き、「わかれもの」の本編をご覧頂いた後、
私より現在活動していることのご報告をさせて頂きました。

映画制作をする度に思うのは、「発見」や「気付き」が多分にあることです。
町の人たちとお話を伺いながら、その土地の民話や偉人伝などを伺ったり、
ロケハンをしながら地域の人たちと町の良さ、隠れた名所の発見をしたり、
コミュニケーションを撮りながら、撮影をして、
そして地元の方々と一緒に作品を鑑賞し、感動を共有していく。

おいらの映画製作は、日々発見している驚きや気付きを作品に仕立て、
それをどのように町の人たちに広げていけるか、
そんなことを考えながら、企画を考えております。

最近はブログでの記事が報告ばかりになっておりますので、
少しずつ今考えている構想などをお話していきたいと思っております。

作品に参加、協力をして下さったすべての方々に心よりありがとうを伝えたいです!

山形の星さんと2ショット

女子スタッフの間で大人気の山形鉄道の横山さん!

戸倉の廊下アートセンターに参りました!

皆さん、こんにちは。

もう朝ですね。台風が過ぎてめっきり涼しくなりましたね。
如何お過ごしでしょうか。

さて、短編映画「えんがわ」ですが、今月中には編集作業に入りたいと思っております。
PV編集、野馬追編集、脚本の企画会議やら諸々な作業が立て続いており、
一つ一つをこなしながら過ごしております。

さて、先月は劇作家の岸井大輔さんのお声がけで長野県の戸倉にあります
「廊下アートセンター」に行って参りました!–>とがびレポート50

現存の中学校の階段下にアーティストの住中浩史さんが
お茶ができるカウンターを設置されて、いろいろなアーティストさんたちが
中学生と交流する空間を作られた場所がここだそうです。
「とがびアートブロジェクと」と名付けられ、この場所から
いろいろなアートの活動が繰り広げられているそうです。

私の制作者として中学生たちと三日間、いろいろな交流をして参りました。
元気の良い子供たちとアートや映像のことを触れ合った充実した三日間!

中学生の発想やひらめき、そして行動力にはビックリ!
そして、長野のこのような場所がアートで栄えていることにもビックリ!

アートは人の心を自然と癒し、笑顔を授けてくれる生き物のようなモノだと思っております。
生活を彩りで満たし、いろいろなことで追われてしまいしかめっ面な人たちも
笑顔が沢山生まれるように、物づくりをドンドンしていきたい、
そんなことを思わせてくれた大切な時間と空間でした!

また近く遊びに参りますね!!

短編映画「えんがわ」

皆さん、こんにちは。

台風が近づいておりますね。
外出の際は十分気をつけてくださいね。
一時間後、おいらは米沢に出発します。
いろいろなことが分刻みでなかなかゆっくりできておりませんが、
最近撮影しました「えんがわ」の現場風景を
お届け致しますね。
大切なお友達で、イラストレーターのきりたにかほりさんのご紹介で
たどり着いたアトリエで撮影を致しました。
撮影部からお誘いを受けて、企画〜撮影まで五日間、
出先を考えず、今撮りたいものを純粋に撮った作品です。
素晴らしいキャスト、スタッフに恵まれて撮影できた作品です。
また逐次レポートさせて頂きます。

南相馬にて、野馬追の七月

皆さん、
こんにちは。
すっかり涼しくなりましたね。
如何お過ごしですか。

私の方は野馬追のことを書くといいながらも、
新作の映画の撮影や、PVの撮影など、
いろいろとあわただしくしておりました。

木曜には急遽長野に行くことになりました!

さて、野馬追ですが、七月の二十三日~二十五日で開催されました。
初めての訪れる祭事でしたが、
相馬の方々が繋がる息吹のようなものを感じ取るができました。

軍服を着た侍たちが勢ぞろい
観客も沢山!
相馬は馬と育まれた歴史があります
野馬追に参加することで一人前と認められる由緒正しき神事

今年は震災の関係もあり、縮小した開催となりましたが、
1000年以上も続かれる祭として、今年も開催した町の人たちのエネルギーは
圧巻でした。
この想いを来年につなげていくべく、私は今年の野馬追を20分の映像作品に
編集したいと思っております。

次回は最新短編策「えんがわ」のことを書きますね!